《 カッター裁断機・大 》のページ

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市販のカッターを使った、画期的な紙の裁断機


 カット例  厚さ14mmの上製本のカット 

   福岡市の女性Fさんの仕上げのカット  

   左のFさんの使用後の感想は…

   届いてすぐに使用してみました!大変便利で感動しました。  製本する際に、見返しやボードを2枚づつカットしなければならず、今まで1回1回計って切っていましたが、その手間が半減されました。
 カッターも、今まで触ったことない感触でした。 静かに切れていく感覚です。   兎にも角にも、定規を押さえる手に力を入れなくていいこと、そして作業途中で手を離してもいいことが、たいへんに嬉しいです。
  切断面もきれいです。いつも、失敗したらどうしようというストレスがあったのですが、それが見事になくなりました。   また、手作りのこの裁断機なら危なくないし愛着がわくので、大切に使っていきたいです。
写真は、見事、垂直に切れた時に撮りました。



 全国の読者の声に応えて、創作したカッター裁断機 

1 パンフづくりや手作り製本で、紙の裁断機が高くて買えないので、カッターで切る方法はないか。

2 製本する時、適当なサイズの紙がなく、大きな紙を小さく正確に裁断して使いたい。

3 市販の1万円を超える裁断機でも、紙束が厚くなると切断できない。

4 ミニ本を作りたいので、紙を沢山小さく正確に切りたい。また、紙を二つ折りできないか。

5 厚めのパンフ冊子を中綴じで製本したら、小口側が山になり体裁も悪く、捲りにくい。

6 厚い本を手作りしたが、紙の揃え方が悪かったのか、本の天地も小口側も紙がずれて体裁が悪い。

7 本文を製本して表紙を貼り付けたが、表紙が寸足らずになった。本文のサイズに裁断したい。

8 表紙を本文より大き目に貼り付けたら、表紙がはみ出た。はみ出た部分を丁寧に切り取る方法は?。

9 絵本を作りたい。紙を斜めに角度をつけて切り取る方法はないか。



  多機能…A3判以下用 

  A3〜ミニ紙まで、カッターで自在に裁断 

   多機能…A4判以下用

   A4〜ミニ紙まで、カッターで自在に裁断


「カッター裁断小」のページをご覧ください。



 さまざまな使い方の概略 (左利きの方は左右逆にしてお使い下さい。)


 多機能裁断機「かみきりくん」キット



   「かみきりくん」のパーツ

台座…シナ合板と静電気不発生のMDF板
  左から、紙揃え用小マット、大カッティングマット
  奥止めと側止め…いずれも20mmのMDF材
  定規の固定コマ…桂の20mm立方体2個
  金属定規 目盛り43cm
  定規用長磁石(カットの仕方により脱着自由)
  カッター TAJIMA製「凄刃」 別売
  自在補助版…短冊やミニサイズのカットに使用 
  スライドレールは、プラの溝でスムーズ

  定規の正確な合わせ方は?




   カム機能を使って精密に固定

先ず、カットする定規の位置が決まったら、固定用のコマを溝にスライドさせて定規に当て、蝶ネジを軽く締めます。
 「カムの原理」を使って、コマを僅か回転させると、定規が細かく動き、カットする線にぴたりと合います。そして、蝶ネジをきっちりしめますと、精密なカットが何回でもできます。

  カッターの楽しい使い方は?

たった1枚の紙でも、カッターで狂いなく、綺麗な直線に切れるようになると、紙細工や本作りがとても楽しくなります。そのコツは、力を入れないで、1枚の紙でも2回で切る位の心算で、カッターのブレードを定規に垂直に当て、目は切線の真上から見て、す〜と淀みなく引き抜くことです。

  失敗しないコツは?

そうすると、真っ直ぐな直線の浅い切り目ができます。次に、刃を当てていくと、刃は切れ目の付いた一番弱いところを通りたがって、ずれることなく切れていきます。たくさんの紙でも、一気に切るよりは、数枚ずつ切り取っていく方が、失敗がありません。製本した小口側の切断も、同様な「哲学」が大切です。

中綴じした冊子の小口をカットする

  冊子やパンフを綺麗に仕上げます

中綴じした厚い冊子やパンフは、小口側が山になり、体裁も悪く、頁を捲り難いですね。

カッターで丁寧に切り取り揃えましょう。1冊ずつカットした方が綺麗に仕上がります。
 厚さが10mmを超えると、正確なカットが困難ですので、初心者の方は、10mm以内のカットが適切です。

本文に合わせてはみ出た表紙をカットする

  はみ出た方の表紙を下にして

製本した本のままはみ出た表紙を下側にして、本文の線に沿って鉛筆で線を引きます。その線に定規を固定してカットします。
 写真のように「しきっこ」(本文を支える台)がない場合は、定規から磁石をはずして、本文との間に定規を差し込んで、はみ出た部分をカットします。

紙やパンフの二つ折り

 A3以下の紙やパンフ、ビラを正確に折る。

写真は、A3用紙を二つ折りしているところ。正確な二つ折りは、中綴じした後の仕上げや、厚い本作りの大切な要点です。
 四つ折りや、角を使ってクロス折りもできます。

 さまざまな紙を斜めに切る

  安定した斜め切り

数枚でも、連続しても、安定した斜め切りができます。
  固定コマを自由に動かして、適切な角度に調整しましょう。

短冊やラベル切り@ 幅3.5cm以上のカット

 

  さまざまなカット自由自在

A3用紙以下の紙なら、短冊切りやラベル切りが、安定して連続切りができます。
折り紙のカットやミニ本作りのカットにも威力を発揮します。厚さ18mmまで裁断できます。

勿論のこと、巻き本を作る、連続した短冊折りもできます。

短冊やラベル切りA 幅3.5cm以下のカット

  細いラベルのカット

先ず、台座を半回転して、上下を変えます。そして、大マットを左に少しずらして、短冊用補助板を、小マットとの間に挟みます。

固定コマを外側(左側)にして定規を内側に固定します。マットの目盛りを参考にして、幅を決めコマで微調整してカットします。

写真は、1cmの短冊をカットしているところ。

折り紙などの短冊やラベル切り

  綺麗な包装紙や袋などのカット

折り紙などはもちろんのこと、きれいな包装紙や袋をとっておき、本づくりの表紙や見返し紙などに使うと、独創的なパンフや冊子が完成します。正確にきれいにカットできます。

 冊子の多数な背表紙づくりに便利

  正確に出来上がった背表紙